【第20回 養生とはなんですか?】
こんにちは。
ユタカペイント代表の金井です。
さて、塗装業者にお家の塗り替えを依頼すると
必ず必要になってくる工程が「養生」です。
今日はこの「養生」についてご説明させていただきます。
養生は、塗装をする場所以外に塗料が付かないようにするために必要不可欠な作業です。
ですが、お客さまにとっては、養生はあまり必要性の感じられない工程に映るかもしれません。
しかし養生は外壁塗装に決して欠かせない工程なのです。
塗装において下記の2つの効果は塗装の失敗・成功も左右させるものなので、効果を詳しく見てみましょう。
効果1:塗装が不要な部分を守るため
外壁塗装における養生とは、基本的に建物などを塗料から守るために行われます。
塗料は液体なので、塗装の過程で飛び散ったり垂れ落ちたりすることがあります。
外壁塗装は建物の美観を改善するために行われるものであるため、塗装の過程で外壁が
汚れてしまっては元も子もありません。
しっかりと養生をすることによって、外壁を塗料の汚れから守ることが可能となります。
効果2:塗装の出来栄えを左右させる
実は養生をすることで塗装の出来栄えも変わります。
外壁塗装の養生では、養生テープと呼ばれる特殊なテープを窓枠などに沿って貼っていきます。
外壁塗装においては窓枠との境界部がきれいにまっすぐ施されていると
見栄えがとても良くなりますが、
養生テープの貼り付けが疎かであると境界部の塗装がガタガタになってしまったり、
歪んでしまった見え方をしたりすることもあります。
養生の仕方次第では、外壁全体の印象にも悪影響を及ぼし、せっかく綺麗に塗装したはずが
見栄えを損なってしまうこともあるのです。
しっかりとキレイな養生をすることで、塗装による汚れを防止するとともに、
塗装そのものの出来栄えを向上させることにも役立ちます。
以上のように、養生は外壁塗装をしっかりと施すために
なくてはならない大切な工程です。
養生には手間がかかりますが、そうした手間を惜しまずしっかりと
工程を踏んでくれる業者であれば、塗装作業そのものもしっかりとしてくれる業者だと
考えられるため、安心して任せられる塗装業者といえますね。
塗装業者とお話しする際、お客さまの私物をどこまで養生してくれるのか
現在施工中の現場や、過去の現場の養生の様子などを見たい、とお話しした時に
しっかりと見せてくれる業者さんだったら、まずは安心できそうですね。